ナポレオンは少年時代、大人のおもちゃを使ったおままごとに夢中でした。
天才はいつも凡人とは違う行動をするものである。天才の異名を持ち現在でもその名を轟かせるナポレオンも例外ではない。今回はこの英雄の誕生秘話から常識を逸した幼年時代まで、天賦の才の片鱗を覗かせていた成長過程を追ってみようと思う。
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ナポレオン・ボナパルト。その英雄の伝説はイタリア半島の西、地中海西部に浮かぶフランス領の小島、コルシカ島において開幕した。ナポレオンといえばフランス革命後の変革期を切り開きリーダーシップをとった大物。だからフランス本土出身だと思っている人も多いかもしれないが、実はそうではない。コルシカ島はいわば当時の仏蘭西の植民地であり、かなりの片田舎である。日本で言えば第二次世界大戦中の朝鮮や韓国、又は佐渡島より大きいくらいの離れ小島のような所と想像してもらえれば理解しやすいだろう。その島の主要都市、アジャクシオにおいて1769年に彼は生まれた。幼名はナブリオーネ・ブュオナパルテといい、父カルロ・マリア・ブオナパルテと母マリア・レティツィアとの間に生誕した。話は少し飛ぶが、仏教の始祖ゴータマ・シッダールタ(釈迦シャカ)は産まれたてで7歩歩き「天上天下唯我独尊」と第一声を発したと伝えられている。また母親の脇の下から産まれ出たとも伝えられており、普通に女性器の膣から産まれたであろうナポレオンは天賦の才を持った天才と言えども人体的に見れば普通の人間だったと考えられる。幼年期をコルシカ島で過ごしたナポレオンは、幼くして既に周りとは違う行動が目立ち、周りの友達が追いかけっこやかくれんぼ、戦争ごっこなどをして遊んでいる中、独り大人のおもちゃで遊んでいた可能性もある。とにかく、幼くしてすでに他の子供とは違う雰囲気を醸し出していたことは確かであろう。推測だが、普通の少年がトカゲの尻尾を持って女の子を追いかけまわしていた時、彼は男性の張り形で女の子を責めまくっていたくらいの、凡人と天才との差があったことだろう。そのくらい、指導者になるべくして生まれ出でた者は突拍子もない、予想もつかない行動をとるものである。言いかえれば、予想も出来ないイコール凡人には考え付かない程の発想力を持っているということで、一般人の常識の範疇を越えているからこそ人々の上に立ちリーダーシップをとることができる。いつでも人の一歩先を歩く天才、時代の先駆者。それが彼、ナポレオン・ボナパルトなのである。
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